おせち料理の意味や由来を子どもに教えながら、のんびり過ごすお正月は格別

男児ダジャレ
私は33歳の女性で、専業主婦(1児の母)です。今年のお正月の、おせち料理にまつわる思い出のエピソードです。

小さい子どもがいながらおせちを作るのは大変!市販のものをお皿に並べる

我が家には、幼稚園児の5歳の息子が1人います。大人と同じ料理を食べられるようになった2歳頃から、お正月にはこの子にもおせち料理を食べさせてあげるようにしています。

残念ながら、小さい子どもを抱えて一から手作りするのは不可能ですので、スーパーで買ってきたものをお皿に並べて済ませてしまいますが、それでも毎年、おいしいおいしいと食べてくれるので嬉しいです。

今年のお正月は、ただおせち料理を食卓に並べるだけではなく、それぞれの料理が持つ意味を教えてあげることに挑戦してみました。昆布は「よろこんぶ」という意味があるんだよ、とか、数の子は、子宝に恵まれるように祈りをこめているんだよ、など。子どもは「ダジャレじゃーん!」と笑っていましたが、それでもちゃんと話を聞いてくれました。

お正月に食べるおせち料理の意味や風習、親として子どもに伝えたい

昔の人のように、手作りで心をこめて、時間も手間もかけておせちを準備するのは大変です。なかなかそこまではしてあげられないけれど、せっかく日本人に生まれたのだから、この国の伝統のひとつとして、おせち料理の味や風習、意味は、親として子どもに伝えてあげたいです。

これからますます国際化社会になってくるので、将来、外国からのお客様をおもてなしする機会もあるでしょう。そんな時、「どうしてこんな料理を食べるの?」と質問されて、答えられないのでは、日本人として恥ずかしいですよね。

子どもが大人になるころには、国際結婚も今以上に当たり前になっているかもしれません。相手の方の国のお正月料理も取り混ぜた、国際色豊かなおせち料理をご馳走になる日もやってくるのかも。そんな想像を膨らませながら、一緒におせち料理を食べてのんびりと過ごすお正月は、とても楽しいものでした。

子どものお気に入りは甘い黒豆。夫婦でおせちをお供に日本酒をちびちび

ちなみに、うちの子の一番のお気に入りのおせち料理は、黒豆でした。やっぱり子どもには甘い味が好まれるのですね。普段から餡を使った和菓子なども好きでよく食べるので、似ているから気に入ったのかもしれません。

黒豆には、「まめになる」という願いが込められています。うちの子、私が言うと親馬鹿になってしまいますが、なかなか細かいところによく気がつく、まめで几帳面な性格なのです。

残念ながら、田作りはまだあまり好きにはなれないようで、一口食べて顔をしかめていました。これは主人と私のお酒のお供にぴったりで、夫婦で日本酒をちびちびやりながら、おつまみとして美味しくいただきました。

あと何回、子どもと一緒にお正月を過ごせるかわかりませんが、おせち料理を囲んでのひとときは、今後も我が家の定番にしていきたいと思っています。

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