材料費を節約して美味しいおせち料理を手作り。総額3,000円未満で完成

3000円のおせち

おせちは、料理によって簡単に手作りできるものがあります。今回は、なるべくお金をかけずにおせちを作るため、11月中旬から食材を集め始めた女性の体験談です。彼女のおせち節約方法を見ていきましょう。

忘れられないおせちの思い出です。当時、東日本大震災の影響などで、夫の会社が不景気になり仕事が激減しました。給料が大幅に下がり、なんと週休4日制になってしまったのです。

収入が減ってしまったので、生活費のどこかを削らなければなりませんでした。食費が一番手っ取り早く節約出来るので、日々手作りの食事を心がけ、節約に励んでいました。

おせちのカマボコは98円。豆かまを紅白で購入し正月まで冷凍保存

食費を節約していたので、おせちも高級なものは作れませんでした。かといって、おせち料理をまったく準備しないのも寂しすぎる。

おせちは新しい年を家族の健康と円満を願って食べる特別な食べ物です。いくら節約していても「おせちだけはなんとしても準備したい。でもなるべくお金をかけずに…」知恵を絞り、考えました。

かまぼこは、スーパーで11月中に98円の小さい豆かまを赤と白購入し、年末まで冷凍しておくことにしました。これは年末になると、どこのスーパーも98円のかまぼこを売らなくなるのを知っていたからです。多少味は落ちますけどね。

おせちの伊達巻は、手作りすれば節約に。手間はかかるけど安くて美味しい

伊達巻はどんなに安くても398円です。「それなら、98円のはんぺんと10個98円の卵で手作りしちゃおう」と年末に手作りしました。甘さ控えめの、お店より約2倍相当のふんわり伊達巻に私も夫も大興奮でした。手間はかかるけど、美味しく作れたのです。

煮豆は調理済みの袋で売られているものを3種類、こちらは賞味期限も長いので、12月に入ってから88円の時に購入しました。栗きんとんは栗の甘露煮の瓶詰めを98円で購入し、さつまいもは実家から頂いたもので作りました

スーパーでエビが半額。節約したけど手作りしたおせちは美味しかった

紅白なますも人参は購入しましたが、大根は実家から頂いたもので作ったのでほぼ費用はかかっていません。どうしても食べたい焼き豚は、スーパーで特価の肉を早めに購入しておきました。

「エビは、高いから省いてもいいよね~」と思っていたのですが、30日に半額のお頭付きエビを発見しました。199円で10匹入っていたので、その日のうちにボイルしました。冷蔵庫で保管し元旦に美味しく頂きました。

あれこれ節約の工夫して、重箱に詰めたおせちの総額は3,000円未満でしょうか。それでも私たちにとっては、とても贅沢で美味しいおせちが出来上がりました。辛かった過去だけど、おせち料理を作ると「今年も頑張ろう」と夫と二人、背筋を伸ばすことができるんです。

まとめ

伊達巻やなます、栗きんとんは上手に節約していますね。手作りでも時間のかかる煮豆は12月すぐに安いものを購入しています。おせちはすべて手作りすると、かなりの時間と費用がかかるため手を抜くことも大事

一番高くつくのは、単品ですべてを購入すること何品か手作りして残りを購入する、手頃な値段のおせちを購入することも節約に繋がります。安さと美味しさで人気の板前魂のおせちは、3~4人前に9,780円(税込)。早期割を利用すればもっと安く購入することができます。手ごろな価格の板前魂おせちも、ぜひ目を通してみてください。

板前魂