お正月は旦那の実家でおせちの手伝い、煮物や酢の物など料理の基本を学ぶ

おでん
55歳、専業主婦です。おせちの思い出というと、今から23年前のことです。そのころは、上の子が小学校2年生、下の子が2歳でした。

旦那の実家は仕出し屋。お正月のおせち料理は親戚も集まりみんなでお手伝い

夫の実家は、愛媛県で仕出し屋を開いていました。おせちも、たくさん頼まれていて、私と夫がお手伝いをしました。いまでも、このときに手伝ったメニューが料理の基礎になっています。

メイン料理は、ローストビーフとエビフライです。そして、筑前煮や肉団子、えびのウニ焼きなどがありました。エビの下ごしらえは、ものすごい量です。エビのかわをむいたり、卵をつけたりパン粉をつけたりと手伝っていました。

親戚の人も多く来てくれて、みんなで作りました。子どもたちが小さかったので、危なくないように見ているのも大変でした。夜遅くまでやって、紅白を見ながら出来上がったときはうれしかったですね。

お正月は旦那の実家で料理の腕を鍛え、子どもが喜ぶ味付けにアレンジ

おせちは揚げ物、煮物、焼き物、酢の物があるので料理の基本がわかります。ですが、夫の家と同じ味付けではありません。夫の実家の煮物は、かなり砂糖を使いますが、うちは砂糖を控えて薄味に仕上げます。

夫の実家のローストビーフのたれは「酒としょうゆが1対1」ですが、うちは「しょうゆとみりんを1対1」にしています。ローストビーフは少し甘いほうが、子どもたちが喜ぶと思って作りました。

今は子どもたちも社会人になり、義父も天国へいってしまっています。なにも手伝うことがなくて寂しく思います。暇というのは、ちょっとしたことが気になりだします。なので、忙しく帰省したあの頃が、とても懐かしいです。

正月に旦那の実家で覚えた料理の一つ、おでんを振る舞う

夫の家で覚えた料理のひとつが、おでんです。おでんというと、うちはよく買っていました。しかし、おでんも手作りすると美味しいので、今は夫の会社の人に頼まれ作っています。

夫の会社は、製造業でお正月も出勤します。おでんより、お寿司屋さんで出前をとったほうがいいと思ったのですが、魚だと苦手な方もいるようです。おでんを嫌いな人はいなくて、体も温まるので気に入ってくれています。

お正月は、初詣や旅行はしません。夫の会社の方におでんを作ってます。主婦はお正月にストレスが溜まると思います。しかし手作りの美味しい料理を作ると、子どもにとっていい影響といい思い出ができると思っています。

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