おせちの黒豆を煮るのに丸一日。手作りは大変…達成感より疲労感が大きい

黒豆に手足

30歳の主婦です。四年前、結婚を機に、初めておせち作りに挑戦しました。結婚するまでは、母が作ってくれていました。母に相談すると、さっそく三段のお重箱を送ってくれました。

うさぎの模様がついた、とても素敵な木のお重箱でした。母から素敵なお重箱を買ってもらったのだから、おせち料理を頑張って作らないといけないなっとやる気が湧いてきました。

手作りおせちって、こんなに時間と手間がかかるなんて…疲れた~

母のおせちで大好物だった、たまごの瓢箪焼き、野菜の肉巻き、豚の角煮、黒豆、田作り、栗きんとん、煮しめ、数の子、紅白なますのレシピを教えてもらうことにしました。

今までは毎年当たり前のようにおせちを食べていたのですが、いざ自分で作るとなると、こんなにも手間がかかるのかとびっくりしました。実家にいる時は、年末になるといつもダラダラと過ごしていたので、もっと母の手伝いをしておけば良かったと後悔しました。

初めてのおせち作りは本当に大変でした。黒豆を煮るのに丸一日もかかってしまいました。豚の角煮も何度かにわけて、煮詰めないといけないので、思っていたよりも時間がかかりました。

30日の昼間に作り始めたのですが、全て作り終わったのは31日が終わる直前でした。達成感よりも疲れの方が大きくて、今でも終わった瞬間の腰の痛みが忘れられません。

苦労して手作りしたおせちの黒豆は、甘さ控えめで美味しいと好評

元旦を迎え、初めて作ったおせちを夫に食べてもらいました。夫は子どもの頃からおせち料理が嫌いで、夫の実家でも手作りのものではなく、毎年お店のおせちを頼んでいたとのことでした。母に教えてもらったおせちを食べてもらうと、とても美味しいとたくさん食べてくれました。

黒豆も甘すぎるから嫌いだと言っていたので、お砂糖を控えめに作ってみました。すると、こんなに美味しい黒豆ははじめてだと、大喜びしてくれました。一番嫌いだと言っていた黒豆を、一番たくさん食べてくれました。

【手作りしたおせち料理】旦那が喜んでくれて苦労した甲斐があった

初めてのおせち作りはとても大変で、来年からは買ってもいいかなと思っていたのですが、夫がとても喜んでくれたので、これからは毎年欠かさず母の味のおせち料理を作ろうと決めました。

市販のものはとても濃い味付けにしてあるので苦手です。手作りだと家族の好きな味付けにできる所がいいなと思いました。主人も母も、とても喜んでくれたので、作り甲斐がありました。

それから四年、毎年おせち料理を作っています。今年は新しいものを入れてみようかなと中身を考えるのも楽しみの一つになりました。

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