おせちをツマミにお酒を飲むようになって、おせちの美味しさに目覚めた
1年で一番楽しみなのが、暮れから正月三が日にかけての数日間。その間に作って食べるおせち料理が大好きで、特に結婚してからは手作りする品目が多くなり、材料の調達やら重箱・器の準備やらで、12月初旬からそわそわするほど…
とはいえ、子どもの頃からおせちが大好物だったかといえば決してそんなことはなく…両親共働きで料理にこだわりのある者もいなかったため、市販品で済ませていたものも多かったです。また、甘すぎたりしょっぱすぎたりする冷めたおかずを何品も食べ続けるのは、子供心に実につまらないことでした。
美味しさに目覚めたのはやはり、お酒を飲める大人になってからのことです。おせちは「ツマミ」です!
数種類のおせちを手作り、味付けはとにかく「お酒に合うように」!
暮れの忙しさにもよりますが、毎年数品手作りします。冷凍保存できる「栗きんとん」は、12月に入ったら暇を見つけて作っておき、12月30日と大晦日の2日間で、大掃除と並行してその他の品目に取りかかります。夫の実家が練り物の産地なので、かまぼこや伊達巻、お刺身用の魚などは毎年送られてくるものをありがたく頂戴しています。
自分で手作りする我が家の味としては、「数の子」「田作り」「紅白なます」「黒豆」「昆布巻き」あたりが定番です。味付けはとにかく「お酒に合うように」!
おせち材料は商品パッケージに作り方が書いてあるものが多いですが、昔ながらの甘めの味付けなことが多いので、砂糖は記載より2割くらい控えます。栗きんとん、自作するとあまりの砂糖の量の多さにびっくりします…この甘さも、昔はお正月だけの贅沢だったのでしょうね。
黒豆や昆布巻きは、煮るのにとにかく時間がかかります。何品も並行して作りますから、ガスコンロを計画的に使わないと完成しません。しかも我が家はプロパンガス物件!スーパーで買ったほうが安上がりな気がしますが、自分好みの味には替えられません。
おせち作りと大掃除でヘトヘト…年越しそばは家族に任せビール片手に紅白
台所に立ち続けるのに飽きたら大掃除です。掃除で疲れたらまた料理です。まさに1年間の家事炊事の集大成。すべて作り終えて重箱に詰めた時の開放感たるや…もはや調理疲れで何もできません。ビール片手にこたつで紅白、年越しそばは家族に茹でてもらいます(笑)。
明けて新年。「三段重おせち」という大義名分を得て、三が日は料理なんてしません!せいぜいお雑煮のおつゆを作って餅を焼くだけ。腹が減ったら各々おせち食え。おせちがいやなら自分でなんとかしろ。この、しばしの「炊事からの解放」もおせちの醍醐味です。あー、おせち作りたい!
おせちは「酒のツマミ」手作りおせちを三段重に詰め終えたら料理から解放!
スポンサーリンク