今どきは、100円ショップでもおせち料理が手に入る時代なので、おせち料理を手作りするという考えは、ほとんどありませんでした。
【栗きんとんに初挑戦】さつまいも、栗の甘露煮、くちなしの実を用意
年末、実母から「お正月に向けて、おせち料理を一つぐらいは手作りしてみてもいいのでは?」と言われてしまいました。作るのは大変だとは思ったのですが、実母に教わりながら、栗きんとんに挑戦することにしました。
主な材料は、栗の甘露煮、さつまいも、くちなしの実なので、スーパーマーケットですぐに買うことができました。さつまいもは両端を切り落として、3センチメール程の幅に切り、皮をむきました。皮むきは慣れているので、全く苦になりませんでした。
【栗きんとんの難関は裏ごし】普通のザルだと時間もかかるし、かなりの重労働
くちなしの実とさつまいもを水に入れて下ゆでし、最難関の裏ごしになりました。裏ごしは普段ほとんどしないので苦手意識が強い作業です。裏ごし専用の器具を買うことも検討しましたが、今後も使うかわからないので、とりあえず購入せず、いつも使っている普通のザルで裏ごしをすることにしました。
裏ごしなどの細かい作業が好きではないので、何度も途中でやめてしまおうかと思いました。でも、裏ごしをしないと栗きんとんができないので、休憩をとりながら、時間はかかりましたが、全て裏ごしをしました。
さつまいもの裏ごし作業が終わると、鍋に砂糖、みりん、栗の甘露煮の蜜、塩を入れてよく混ぜました。水を入れて、きんとんをゆるめます。木べらで混ぜながら行いましたが、5分以上かかりました。
体力があまりない私にとっては重労働で、とにかく疲れました。最後に、きんとんにあたためた栗の甘露煮を加えて少し火にかけて、ようやく出来上がりました。
おせちの栗きんとん…苦労して作ったのに食べるの早くない?
時間をかけ苦労をして作った栗きんとんをお正月に出したところ、実母はもちろんですが、夫や子ども達にも大好評でした。夫と子どもたちは、苦労して作ったことを知らないので、よく味わいもせず、あっと言う間に食べてしまいました。
結局、私が食べる分はほとんど残っていませんでした。思いのほか好評でしたので、来年も栗きんとん作りに挑戦しようと思っています。ただ、今度は夫や子供達にも手伝ってもらいながら作りたいと思います。
そうすれば、もっとじっくりと味わってもらえるし、私が食べる分ももっとたくさん残してくれるのではないかと思うからです。この栗きんとんを作るきっかけと、料理のレパートリーを増やしてくれた実母に、感謝しています。
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