母が毎年おせちを手作りしてくれていました。年明けに両祖父母の家に持っていくため、30日から時間をかけて、かなりの量を作ります。何種類か作るのですが、中でも時間をかけて作っているのが栗きんとんです。
手作りしたおせちの栗きんとんは、なめらかで自然な甘みが美味しい
栗きんとんは売っているものも食べたことがあるのですが、市販のよりも母が作った栗きんとんが一番です。なめらかで自然な甘みがあり、とてもおいしいです。母の作る栗きんとんは、家族はもちろん、両祖父母にもかなり好評です。
母の手料理に甘え、今まであまり料理をしたことがありませんでした。しかし、年明けに結婚が決まっていたので、いい機会だからと、今回初めて母から栗きんとんの作り方を教えてもらいました。
この栗きんとんは、父方のお母さんから、母が結婚当初に教えてもらったのだと聞かされました。栗きんとんってこんなに手間がかかるものとは、思っていなかったため、とても驚きました。
母に栗きんとんの作り方を教わるも、芋が固く裏ごし作業が大変
栗きんとんを作るのに大変だった作業は、裏ごしです。家にフードプロセッサーがないので、自分の手で何度も裏ごしをします。芋が固く、なかなか裏ごしできずに苦労しました。
料理に慣れていないせいか、力の使い方が悪かったのか、翌日に腕が筋肉痛になるほどでした。ですが、時間をかけて丁寧に裏ごしをした甲斐があって、出来上がりはおいしく、舌触りもとても滑らかなものになりました。
作った栗きんとんが、母や祖母に褒めてもらえて嬉しかったです。あと結婚前に、母から家の料理を教えてもらう機会になり、嬉しかったです。そして毎年、あたり前のように豪華なおせち料理を作ってくれていた母に対し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
栗きんとんだけでなく、来年はおせちの手作りメニューを増やしたい
お正月で作ったのは栗きんとんだけでしたが、また母に教えてもらいながら他のメニューも増やしたいです。なので、来年のお正月には彩り豊かなおせち料理が作れるようになりたいと思っています。
栗きんとんも、苦労せずに作れるようになる為に、日ごろからもっと料理に慣れ親しんでいきたいと思いました。
もうすぐ結婚するので、来年は主人と二人でお正月を迎えることになります。おせちって、育ってきた家の味が出る料理ですよね。母の料理や、義母の料理を勉強し、次の世代に伝えていけたらと思っています。
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