手作りおせち料理アンケート、実際に作ってみたリアルな感想特集

手作りおせちアンケート、実際に作ってみたリアルな感想を聞いてみた初めておせちを手作りしようと思うけど、おせち料理って難しそう…材料もたくさん必要だし、大体手作りって美味しいの?買った方が美味しくて安上がりかも…なんて考え出すとキリがありません。そんな迷いを解消すべく、おせちを手作りしたことがある30人にアンケートを取ってみました

おせちを実際に作ってどうだった?何を手作りしたの?美味しかった?気になる質問にズバッと答えてもらいましたので、その結果をお伝えします。

おせち料理を手作りしたことがある30人に緊急アンケート

おせちを手作りした人はどんな人?

年齢層
職業
30~40代の専業主婦が圧倒的な割合を占めています。ちょうどお子さんに手がかかる世代です。家族がたくさん食べるからこそ、市販の量では足りないのかもしれません。また、おせちを手作りしているところをお子さんに見せることもでき、おせち料理の意味を教えたり、一緒に作ることもできそうです。

おせち料理は年末の買い出しから始まり、完成までに1~2日かかるものもあります。何かと時間のかかるおせち料理作りですが、皆さん仕事をしながら、家事育児をこなしながら作られています。

どんなおせちを手作りしましたか?

煮物24人
栗きんとん11人
なます10人
黒豆9人
伊達巻き・田作り5人
酢の物・ブリの照り焼き4人
海老のうま煮・だし巻き卵3人
数の子・昆布巻き2人
チキンロール・鶏の照り焼き・佃煮・松前漬け・魚の西京漬け・棒鱈各1人

普段から作ることが多い煮物は手作り派が多数。家庭の味が一番出るのも煮物です。裏ごしの手間はかかりますが、失敗の少ない栗きんとんも上位に入っています。なますなどの酢の物は早めに作って保存しておくことも可能です。

比較的難しいとされている、黒豆や伊達巻に手作り派が多いことには驚きました。きっとかなり料理の腕前があり、おせち料理を作り慣れている方のように思います。

少数ですが棒鱈や西京漬けなどは、地方色が感じられる料理です。西京焼きはおせちには出世魚である鰆(さわら)が多く、「春を告げる魚」として縁起が良いとされています。棒鱈と並んで時間も手間もかかる料理ですが、ここまで手作りされる方に感服です。

何品手作りしましたか?

何品作った?
2~3品手作りして、あとは市販のものを買ってきてお重に詰める、といったところでしょうか。手作り料理と市販料理にお雑煮があれば、もう立派なおせち料理です。ただでさえバタバタとする年末、3度の食事を用意しながら何品ものおせち料理を手作りするのは大変です。

簡単でしたか?大変でしたか?

簡単だった?

どんなことが大変でしたか?

  • 材料を揃えるのが大変
  • 量が多い
  • 下ごしらえが大変
  • 何品も同時に作らなければならない
  • 通常の3食の食事の支度をしながら
  • 大掃除と同時進行
  • コトコト煮詰めるものが多く時間がかかる
  • 年末になると材料の価格が上がる
  • 旦那の協力がない
  • 普段の食事と違って失敗できない
  • 重箱に綺麗に詰めるのに神経を使う
  • 火加減や吹きこぼれチェックにキッチンから離れられない
  • 子どもの面倒をみながらは大変
  • さつまいもの裏ごし
  • 数の子の塩抜き
  • 病気の家族がいるので体に負担の少ない味付けと食材で別に作った

手作りおせちが完成!お味はいかがでしたか?

美味しかったですか?

美味しかった?

家族の評価はどうでしたか?

家族の評価は?

家族はなんと言ってましたか?

  • すごく美味しい
  • 手作りという点をとても評価して褒めてくれた
  • 食べ慣れた家庭の味なのでみんな美味しいと言って食べてくれた
  • 買ってきたおせちより美味しい
  • いつもよりたくさん食べてくれた
  • 「これ作ったの?」と驚いていた
  • 普段でも作ってほしいといわれた
  • 特に何も言われなかった

手作りしたおせち料理を家族に「すごく美味しい」「また作って」と言われて、たくさん食べてもらえたら、頑張った甲斐があったと達成感が得られます。次もまた作っちゃおうかな、なんて思ってしまいます。一生懸命作った料理が褒められると本当にうれしいものです。

手作りおせちのメリットって何ですか?

  • 味の調整ができる
  • 量をたくさん作れる
  • おせちを手作りする過程を子どもに見せることができる
  • 保存料や添加物を入れないので安心
  • コストが安く上がる
  • 達成感を味わえる
  • 好きなものだけ作って好きなだけ食べられる

やはり「味の調整ができる」という意見が多数です。市販のおせちは甘すぎて…と思われる方は甘さを控えたり、味付けを薄くしたり、家族の好みの味にすることができます。また、「量をたくさん作れる」とあるように、家族に人気の料理をたくさん作ることができるのも手作りの大きな利点。コストも抑えられます。

来年もまた手作りしますか?

来年も作る?

年末年始の帰省や旅行の予定が入らなければ、との条件付きですが、大多数が来年も手作りすると答えています。

初めておせちを手作りする人にアドバイス!

  • 最初から無理はせず、市販のものと上手に組み合わせたほうがよい
  • 一生のうち何回かは作ってみてもいいと思います。何事も経験だから
  • 自分や家族の好きなものからできる範囲で作る
  • 家族への過度な期待はしない方が良いと思う
  • 家族の健康のことなどを思いながら作ると、完食してもらったときの喜びは倍増
  • 普段作る料理の延長で、何品か作る程度から始めるといいと思います
  • 今はネットで簡単に作り方など調べられるので、自分流にアレンジしたりおせちの意味など調べてみると面白いです
  • 材料自体が美味しくないと「美味しいおせち料理」が作れないので材料選びがコツだと思います
  • 下ごしらえが出来るものは年末から行っておくこと、酢の物は悪くならないので早くに作っておくと良いです
  • 煮物や栗きんとんは、失敗なく作れるのでおすすめです
  • 忙しくて疲れていて大変なら無理に作らなくても大丈夫です。おせち料理を買ってもいいですし、お正月からみんなが大好きなファミレスも回転寿司も営業してます
  • 伝統や縁起で作るものは、市販のもので良い
  • おせちが残った時にアレンジができるよう、アレンジしにくいもの(子供が苦手な田作りなど)は少量に留めると、食べ残しが少なくて済みます
  • 手間はかかる分できたときの喜びは大きいと思いますので頑張って作ってみてください

みなさん失敗の少ないものから、できる範囲で作ったり、少量で良いものは市販のもので済ませる等、工夫されています。「無理して作らなくても大丈夫」というアドバイスにはなんだかホッとします。作らなくちゃ、とあまり気負ってしまうと、年明けにはグッタリ…なんてことになりかねません。

まとめ

おせちを手作りする利点 

  • 家族がよろこんでくれる
  • 好みの味に調整できる
  • 着色料、保存料などの添加物の心配が無い

 

手作りする上で大変なこと

  • 下ごしらえが大変
  • 材料が高い
  • 時間がかかる
  • 子どもの世話や大掃除をしながら作らなければならない
おせち料理は日本の伝統的な文化です。それぞれに長寿や子孫繁栄といった意味が込められています。お子さんと一緒に作ったり食べたりすることで、おせち料理の由来や意味を学ぶいい機会になりそうです。難しそうに思える手作りおせちですが、一つ一つの料理は家庭料理の延長でもあります。

それでもやっぱり手作りは大変そうだなと思う時は、おせち料理を通販で購入したり、元旦から営業しているレストランを利用するのも一つの手です。比較的簡単に作れる家族が好きな料理を1品用意して、本格的なおせち料理は購入するなどアレンジは自在。必ず手作りしなくちゃ!と頑張り過ぎず、楽しいお正月にしましょう。