楽天（洋風おせち）
価格：2万円
口コミ：
私は33歳の主婦です。毎年おせちは手作りしていたのですが、夫も2人の子供も少ししか手をつけず、残って捨ててしまうので、その年は楽天市場でおせちを購入することにしました。
おせち購入の決め手はお肉のボリューム。色とりどりの料理に大興奮
我が家には大食漢の長男と夫がいるので、たくさんのおせちの中から、子供たちと夫が喜びそうな、お肉多めの写真が掲載された、楽天の洋風おせちを6人前注文しました。
「今年はみんなが喜びそうな、洋風の料理がメインのおせちにしたからねー！」と、食卓に6人前のおせちが入った、大きくきれいなデザインの（といっても紙製ですが）重箱を意気揚々と並べました。すると皆、「おぉ～！」と喜んでくれました。
蓋を開けてみてさらに、「おぉ～！うまそう！」と子供たちも大興奮。色とりどりのお料理が小さな仕切りに区切られていくつも詰まっています。お店のホームページに掲載されていたよりも肉類のボリュームがかなり少ない気がしましたが、そこは他の料理が美味しければ相殺されるに違いない！と思い直し、2段目、3段目も並べました。
いつもポーカーフェイスの夫も、今まで食べたことの無い洋風おせちに期待が膨らんでいるのをひしひしと感じます。そこまでは良かったのですが、さぁ！いただきます！と、食べてみて皆が無言…なのです。
栗きんとんはフワフワで大味、肉は取り合いに…洋風おせち大失敗
そして、無表情のまま夫が一言「あ、甘い…」と言いました。夫が食べたものは洋風にアレンジされた栗きんとんもどきみたいなものでした。栗きんとんがフワフワのスポンジ？かムース？のようなものに包まれていましたが、私も食べてみて確かに甘すぎると感じるほどでした。
見た目があまりにも素晴らしかっただけに、この大味は一体…と一瞬体が固まるほど。甘いもの大好きなはずの我が家の子供たちも、「これはフルーツ入っててべちゃべちゃだからもういらない」とか、「もっとお肉が食べたかった」など、お口に合わなかった様子です。
見たことのないお料理の数々は、ドライフルーツもなぜか周りに砂糖が絡まり、まるで砂糖漬けのよう。購入のポイントだったローストビーフやステーキなどの量はかなり少なく、肉が食べたい我が家の男性陣は肉の取り合いに…。せっかくの洋風おせちチャレンジでしたが、我が家の肉が大好き！な一家にはとても不評なものでした。
2万円の元をとるため1人で4日間食べた私…来年は和風おせちにしよう
しかし、6人前も頼んで2万円も支払ったのです。このまま食べずに捨てるのはもったいないと思った私だけは、お酒のお供になんとか全品4日間かけて食べきるはめになりました。
金額を知らない夫は洋風おせちには手をつけず。皆を喜ばせようと思って楽天で購入したものの、我が家にはあまりにも不評だったので、翌年は和風おせちを買う事になったのでした。
スポンサーリンク
