味噌煮込みうどんや和食で定評のある坂東太郎。おせちも取り扱っています。値段は正直高めですが、味はどうだったのでしょうか。見ていきましょう。
坂東太郎 母の里山つくば「親孝行おせち」
価格:3万円
口コミ:
48歳女性、自営業の主婦です。去年のお正月に初めておせちを購入しました。わが家では料理好きの姑が毎年腕をふるっていましたが「そろそろ大変になってきた」と言うので試しに買ってみることにしました。
和食が美味しくよく利用する店「坂東太郎」。親孝行おせちは姑の友人の勧め
地元で飲食店をチェーン展開している、板東太郎グループの母の里山つくば「親孝行おせち」を購入しました。店はときどき利用していて、和食のメニューが気に入っていたことと、姑の友人が美味しいとお勧めしてくれたのがきっかけでした。
価格は2万円、2万6,000千円、3万円の3種類から3万円のを選びました。(2万6000円のおせちはは注文〆切だったので)おせちには、食前酒の小瓶が1本サービスされました。おせちは3~4人用ほどだと思います。
その昔姑が購入したおせちは一つ一つ解凍。手間もかかるし味も落ちる
ン十年前の話ですが、姑が一度だけ有名デパートのおせちを注文したことがあったそうです。いざ蓋を開けてみると、ビニールで密封冷凍されたものが沢山入っていて、一つ一つ解凍温めをしなければいけなかったそうです。味も風味も落ち、それ以来二度と頼まないと思っていたと聞きました。
そんな話を聞いていたので、私もあまり期待はしていなかったのですが「親孝行おせち」には驚きでした。6~9つに区切られた仕切り一杯に詰められた色とりどりの料理。一般的なおせちの定番メニューはもちろん入ってますが、それ以外の料理も盛り沢山で、目で楽しませてくれます。
煮物の美味しさは秀逸!家庭ではとてもマネができないプロの味に感動
中でも特に美味しかったのは里芋などの煮物全般です。薄味だけど素材の味や風味が活かされて、とても上品な味付けでした。中までしっかり味が染みているのに形も崩れず、料理が苦手な私には到底マネのできない技です。おせちは3が日食べるものだから、煮物は少し濃いめの味付けにする、と姑から教えられていたので、家庭との味の違いにも驚きました。
洋食やお肉類が大好きな子供たちには物足りないのでは?と心配でしたが、豚の角煮や鶏つくね、他にもお肉料理が何種類も入っていました。食べ応えもあったようで、結構つまんでくれて良かったです。
酢の物が苦手な主人も、うんうんと頷きながら食べていました。ツンと酢が効きすぎず程よかったのだと思います。飾り付けで添えられたユリネも初めて食べましたが、華やかで良かったです。
手作りおせちもいいけど、たまには購入したものを味わうのもいいかも♪
家庭の手作りおせちは沢山食べられるという点では負けませんが、たまには趣向を変えてよそのおせちを味わってみるのも勉強にもなるし、いいものですね。親孝行おせちは毎年メニューも価格も変わるようなので、また違う種類のものも食べてみたいなと思います。人気のメニューは売り切れるのも早いので、早めの注文が大事みたいです。
まとめ
味付けも和食を得意とする坂東太郎らしく、安定感があったようですね。ただ、ちょっと値段が高いことが気になります。3万円のおせちだと、他社では6段重や通常のお重より1.4倍大きいサイズの三段重おせちが食べられます。
家族みんなで楽しめて、値段もそこまで高くなく美味しいおせちを1つ紹介します。それは紀文のおせち、三段重(4人前)1万7,280円です。蒲鉾といった練り物の味はお墨付き。お肉料理も多く、お子様も楽しめます。一度紀文のおせち専用公式HPをご覧ください。