独身時代は、母が作るおせちを家族みんなで食べることが当たり前で、おせち料理の購入したことはありませんでした。なので、結婚して初めて迎えるお正月の為に、おせち料理を慣れない手つきで作り始めました。
初めて手作りするおせち料理のために、使い方も分からない圧力鍋を購入
独身時代、全く料理をすることはありませんでした。母が作り、出された料理に文句を言いながら食べる生活でした。そのため、おせち料理を作るとなると何をしていいのかわからなかったので、おせちの料理本を購入し調理しました。
黒豆・栗きんとん・なます・ぶりの照り焼き・牛肉の八幡巻き・えびのうま煮・煮しめ・田作りを作ろうと決意し、圧力鍋も購入しました。
おせちの黒豆を圧力鍋で調理するも、途中で蓋をあけてしまい大惨事に
苦戦したのは3品、黒豆・ぶりの照り焼き・牛肉の八幡巻きです。まず黒豆ですが、ほぼ料理の経験が無いのに圧力鍋を使ったので、圧力鍋の使用方法がわかりませんでした。
鍋の圧力がかかっている状態で蓋を開けてしまい一気に煮汁があふれだし、台所が大変なことになってしまいました。また綺麗に色艶が出なかったり、途中ではじけてしまったり、最も神経を使った料理だったように思います。
艶がないのは、ぶりの照り焼きも同じでした。おせちに関わらず、普段からも綺麗に照りがでないので、悩みます。牛肉の八幡巻きは、牛肉をケチったことにより、きれいに見栄えよく牛肉が巻けず、つぎはぎだらけになってしまいました。
冷静に振り返ると、この3品、黒豆・ぶりの照り焼き・牛肉の八幡巻きの作り方自体はさほど難しくもなく、横着な性格ゆえの問題だったように思います。しかし、その頃の私は、必死で苦戦したなというつらい思い出になっています。
初めて手作りしたおせち料理に夫の反応なし…優しい言葉を期待したのに
結婚1年目、料理初心者の私は、必死な思いで年越し準備・お正月の準備を行いました。ヘトヘトになりながらも夫が喜んでくれるだろう、「頑張ったね」とねぎらってくれるだろうと思いました。
1月1日の朝起床し夫に「何食べる?」と聞いたところ、夫は「お正月だからぜんざいを食べる」と言い、台所にあった缶のあずきを開封しぜんざいの準備を始めました。まさかの展開すぎて何も言えず、ただただ悲しかったことを覚えています。
それから数年経ち結婚生活も長くなり、今では結婚当初のようなおせちを作るという情熱はありません。頑張っておせちを作ったところで、私が想像しているような反応が無いことを身に染みて実感したからです。
今では、自分で作るのは紅白なます・栗きんとん・田作り・えびのうま煮のみで、あとは購入しお重に詰めています。
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