結婚して2回目のお正月です。今年は、黒豆を煮てみようと思い、デパートに行ったついでに、地下の食品売り場で黒豆を探しました。デパートだけあって値段にびっくり、1袋2,000円でした。
釘なしで煮たおせちの黒豆は、歯ごたえがなくまるでゴムのよう
デパートの黒豆は高額で、これは買えないと思いました。帰りに近くのスーパーで150円の黒豆を購入しました。インターネットで検索したレシピをみると、黒豆を作るのに、釘が必要ということにびっくりしました。お母さんが黒豆を煮るとき、釘なんか使ってなかったよなぁと思い、釘は使わない方法で調理しました。
黒豆って30分ぐらいで、簡単にできると思っていたのに、必要な時間はなんと5時間でした。しかもそれは、短時間でできる方法のようです。黒豆って、実はすごく手間がかかってるんだなぁと知りました。
出来上がった黒豆の味は、中の下ぐらい。味付けというよりは歯ごたえが悪かったです。ホクッではなく、グニャという感じです。まるでゴムのようでした。
旦那さんに食べてもらうと「そうだなぁ味はおいしいけどやっぱり安い豆にしたからじゃない」と言われました。来年からは、やっぱりデパートで黒豆を買おうかなと思いました。
いとこが作ったおせちの黒豆はツヤツヤ…色艶のコツは釘だった
お正月なので実家に帰ると、いとこ夫婦がおせちを持ってきていました。そのおせち料理には、黒豆も入っていました。いとこのお嫁さんが料理した黒豆は、鮮やかな黒でした。釘を使ったそうで、色艶がこんなに綺麗にでるのかと思いました。
また、栗きんとんの黄色も鮮やかでした。私が作った栗きんとんは、鮮やかな黄色ではなく、優しい黄色…さつまいもの色そのものでした。しかも、いとこのお嫁さんが作った栗きんとんは滑らかで、電動の泡立て器を使って作ったそうです。
そのとき主人がいとこのお嫁さんが作った黒豆を食べて「この黒豆おいしいですね、うちのは少しグニッとしていた」と言っていて、正直ガビーン。なんて正直な夫。一生作ってやるかと思いました。
いとこの黒豆を褒めた旦那にムカついたけど、味付けは私の方が勝ち
いつも手料理は何でもおいしいと言ってくれる主人だけど、実はそうでもなかったんだなぁと感じました。それに比べ、いとこはお嫁さんが料理上手と褒められ、なんだかうれしそうでした。
「正月いやだなぁー。毎年比べられたりするのかなぁ」って思っていると、実家からの帰り道、主人が「黒豆はうちの味が勝ってたね」と言いました。いとこのお嫁さんの黒豆は見た目よかったけど、味が薄かったそうです。
たしかに、他人の家で自分の嫁のことを褒めないよね。しょうがないから、来年も黒豆頑張って作ろう。味は薄味にならないように気をつけて。
スポンサーリンク