おせちを未だに手作りするのは姑の意向、ニシンの昆布巻きが難しい

同居して3年目、お姑さんの意向もあり、毎年大量のおせち作りに奮闘しています。親戚の分、ご仏壇の分と作る量も半端ないのですが、嫌々やってきたおせち作りも3年目になると慣れたものです。基本的に毎日の食事はお姑さんと作るので、作り方、味付け、準備などの順序は覚えています。

手作りの伊達巻にチャレンジ!巻くのに苦労するもまずまずの出来に満足

今年もおせち料理を大量に作りました!今年は今までお姑さんも作ってない伊達巻、昆布巻きにチャレンジすることにしました。伊達巻はまず、はんぺんをミキサーにかけ、卵と混ぜ味付けして簀巻きでクルクル巻くだけです。お姑さんにも少しはいいとこ見せたいし、失敗したらプライドが許さなかったので、少し前から自分のお弁当でチャレンジしました。

卵焼き器で作れば簡単なはずなのに、うまく巻けなかったり、くっつかなかったり、味がまとまらなかったりと結構苦労しました。売り物とまではいきまでんが、なかなか見栄えのする伊達巻ができました。

ニシンの昆布巻きに苦戦、祖父の行きつけだった乾物屋で昆布を購入

もう1つの昆布巻きががまた難しかったです。亡くなったお祖父様が手作りしていた頃は家族の一番人気だった昆布巻き。難しい原因は、ただの昆布巻きじゃ無かったこと。ニシンの昆布巻きだったんです。

ニシンの昆布巻きの作り方は、まず乾燥したニシンを戻すことから始めます。昆布にもこだわりました。普段出汁昆布しか知らない私は、お父さんにお祖父様の行きつけだった乾物屋さんに連れて行ってもらいました。そこの店員さんに相談し、昆布巻きにぴったりの乾燥昆布を買って作りました。

ニシンの昆布巻きはお祖父様には到底勝てませんが、初めてにしてはまずまずうまく出来たと主人には褒めてもらえました。これからお正月まで何度か作って頑張る予定です。

材料にこだわるのも料理のうち、今やおせちを手作りするのは楽しみに

お正月のおせち料理はお祝いの食事です。一つ一つ割高にはなりますが、こだわって買い出しに行くのもお料理の一つだなぁと勉強になりました。一生懸命作って美味しく食べてくれたらうれしいし、1年のいいはじまりになるなと思いました。

以前はいやいやだったのに、最近は次回は何作ろう、何にチャレンジしようとワクワクしています。お姑さんから受け継いだ料理が私にも染み付いて、いずれ受け渡せれば嬉しいなと思います。

最近は、オードブルや鍋で済ます家が多い中、私の家は少し堅苦しいですが、日本の伝統がどんどん少なくなることはすごくさみしいこと。着物がまた普段に着れるような時代に、おせちを家族でかこめる時代にまたなったらいいのになぁとしみじみ思っています。

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