正月はおせち料理のお手伝い。おばあちゃんに褒めてもらえて嬉しかった

おばあちゃん、孫にっこり

30歳の主婦です。結婚して3年、子どもが一人います。子どもの頃から、盆と正月は必ず、父の田舎に帰省するのが決まり事でした。それは私が20歳で就職し、一人暮らしを始めてからも続き、父が亡くなる5年前までほぼ毎年続いていました。

父が亡くなってからも、父方の親戚とは付き合いはあります。しかし私自身も結婚してしまったので、母や兄弟も忙しく、最近はお葬式や法事など以外、疎遠になりつつあります。

【正月のおせち料理】伊達巻と蒲鉾切りは幼稚園から私の役目

子どもの頃から、年越しはおばあちゃんちでするのが当たり前でした。みんなで大掃除をして、みんなでおせち料理を作っていました。なますと煮物関係はおばあちゃん。海老を焼いたり、お雑煮などを用意するのは母。

私は決まって、伊達巻と蒲鉾を切る役目でした。幼稚園ぐらいからすでにお手伝いはしていたと思います。母にとってはお姑さんなので、きっと気を使ったり辛いこともあったかもしれませんね。

帰省する途中、サービスエリアのレストラン。おばあちゃんちで従兄弟と遊べたり。何よりおせち料理のお手伝いをして、おばあちゃんに誉めてもらえたり。お年玉とは別にお手伝いのお小遣いをもらえたりと、楽しかった思い出ばかりです。

正月のおせち料理は買えても、家族で手作りした楽しい思い出までは買えない

父方のおじいちゃんは私が小さい頃に亡くなり、大好きだったおばあちゃんは、父が亡くなる1年前に亡くなってしまいました。それから父が亡くなり、しばらくは母と二人で年越しをしたりしましたが、二人だけのおせちを作るのが面倒で、買ったものを詰め合わせたりしていました。

それから結婚をして子どもを持った今、おせちはお金を出せば買えますが、毎年ちゃんと作るようにしています。それはやはり、小さい頃から、おばあちゃんちで皆で作っていた経験があり、それがすごく楽しかったからです。

幼少期に過ごした正月は、自慢のひとつ。おせち料理を子どもに教えたい

自分の子どもが大きくなっても、おせち料理のお手伝いをしてくれるかわかりません。しかし自分が育ってきた環境は自慢のひとつです。子ども達におせち料理のことを教えていきたいと思いました。

私のところはお姑さんと一緒に年越しなどはしていなく、元旦に一緒に過ごすだけなので一緒におせちは作ったりはしていません。元旦に会った時に、おせちをだしてくれたりするので、少しずつ主人の実家の味も学んでいます。

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